技術大国「日本」は世界No1に返り咲ける?

今日は、ネットで面白そうな記事を見つけたので、2つほど紹介しながら、考えてみたいと思います。

一つ目の記事がこちら。

「技術大国」日本、じつはこれから「世界1位」に大復活しそうなワケ
日本のテクノロジーの強みは、「すり合わせ」と「融合」です。一方で、これまでパソコン、半導体、ソフトウェアなど複数の業界で日本は競争力を失ってきました。日本は特定種目の強みはあっても、総合格闘技では苦手分野を残し、「融合」しきれていない。でも...

タイトルからして良いですよね。私も「日本の製造業を元気に」って言っているので心惹かれます。

この記事で筆者が言っているポイントは次の3つです

・「良いテクノロジー」であれば勝てるという幻想
・ビジネスとして、経営として、総合格闘技として勝ち切る姿勢
・テクノロジーとファイナンス/ガバナンス/組織といった経営力を「融合」

出展:マネー現代 村上 誠典 さん記事

昔から「技術で勝って、ビジネスで負ける」って言葉はよく耳にしますね。ずっと言われ続けてきているのに、今だにビジネスの世界で日本が勝てないってのは何なんでしょう。

ここで、もう一本の記事を紹介します。

「なぜソニーはアップルになれなかったのか」それは日本的企業の限界にあった 必要なのは技術ではなかった
なぜソニーはアップルになれなかったのか。経営共創基盤グループ会長の冨山和彦氏は「ソニーはiPhoneを作るための技術は持っていたが、そのためのアイデアを持っていなかった。必要だったのは技術ではなく、自由な発想をもつ『デジタル・ドリーム・キッ...

こちらは著名な冨山 和彦さんと田原総一郎さんの対談本からの記事です。

海外の優秀な人材を採用するには、当然今の日本人社員とは全然違うレベルの待遇をしなければなりません。評価体系、評価基準も大きく変えざるを得ない。ただ、そうすると、現状の日本型の雇用体系では、終身雇用で働いている人の仕事を奪ってしまい、多くの社員のモチベーションを下げてしまう

プレジデントオンライン 冨山和彦さん記事

やってきたことは、アナログ型のハードウエアの大量生産、大量消費、大量販売がベース
・・・
OBを含めたソニーの社内の空気というのは、2010年代もずっと次のウォークマンを目指そうというものでした

プレジデントオンライン 冨山和彦さん記事

これまでの成功体験、作り上げてきた文化、そういうものがイノベーションに対する経営者、技術者の感度を下げてしまっていたのかもしれません。

しかし、海外の優秀な人材を、高い報酬で連れてきて、新しいことをやらせるのでは「日本企業の中に、外資系のベンチャーを作るだけ」で日本の製造業が世界でNo1になる道筋とはちょっと違うような気もします。

また、90年代までの日本の製造業が得意としていた「大量生産で安く、品質のよいものを提供」するビジネスモデルは「モノあまり」以前の世の中のニーズに応えていたし、人々の生活レベルを豊かなものにするという文化レベルにまで影響を与えられた素晴らしいものであったとおもいます。

話が長くなりそうなので、今日はこの辺にして、次は「日本の製造業が今でも強いところ」「弱いところ」に話をきりこんでいこうかとおもいます

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