サントリー新浪氏の「45歳定年制」発言から1週間。ネットや各メディアで賛否両論が巻きおこってますね。遅ればせながら、私の経験とあわせて少しお話したいと思います。
私が一部上場企業を辞めて独立・起業したのが50歳のとき。部長格にもなってましたが、それから上を目指そうとすると事業部長、理事とかかなり狭き門。また、私は40過ぎてからの転職組で、60歳定年までに積み立てられる退職金にもそう大きな期待はできないし。であれば、まだ元気に働けるうちに「会社だけに頼らないセカンドキャリア」を自分で構築するものありだと考えたのが、独立の動機でした。
45歳からは5年ほど遅れてますが、必然的にセカンドキャリアを考えざるを得ない年齢だったのかなと自分でも思ってます。
もう一つ違う話をします。
昔勤めていた会社で「組織のフラット化と役職の削減」がかなり大規模に行われたことがありました。それまでは課長、担当課長、課長代理などなど、どっちがえらいのかよくわからない肩書いっぱいありましたし、部下がいなくても肩書を持っている方も大勢いました。
それを、管理職は「部長」「課長」のみとして組織をフラット化し、部長であれば50人規模の部門をもっていること、課長であれば10人以上などと組織要件もみなおされました。
この時、一番あおりをくらったのは「45歳以上で新組織で”課長”以上になれなかった、元肩書をもっていた社員」でした。
サントリー新浪氏の「45歳定年制」発言 について「国が企業に65歳定年制を求めているなかで、けしからん」「企業側、強者の論理だ」とか批判される方も多くみられますが、私は「定年になってからじゃ遅いよ。45歳くらいから一度は自分のセカンドキャリア考えてみてもいいんじゃない?」くらいの肯定的なメッセージに受け取っています。
確かに企業が年金受給(65歳、これから将来は70歳とか。。)まで働ける選択肢を用意してくれることは素晴らしいことだとおもいます。それと45歳までに積んできたキャリアに見合うポジションと給与が提供されるかは現実的に全く別の話です。だって企業組織には「管理職」って10人に一人くらいしかいらないんですもん。
独立・起業した人間として 「会社だけに頼らないセカンドキャリア」 を考えるきっかけ、参考になることをこれからすこしずつ書いていこうかとおもってます。



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